CONCEPT
魂の入った家づくり
寺島工務店は、
SDGs推進企業です。
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健康的な暮らしと省エネルギー住宅の促進
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永続的な事業承継のための人材育成、技術力の向上
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長野県産材を活用した地域循環型事業
1963年(昭和38年)創業。
創業以来数多くの社寺建築を手掛けてきた高い技術力と経験を生かした"匠の技"
熟練の大工が施工する日本の木造建築に最新の技術と合わせ、最高の品質でお客様にご提供いたします。
壁が呼吸することで、お部屋の空気を快適に。家が呼吸することで、建物の耐久性を高めます。季節に合わせて衣替えをする事で、夏は涼しく、冬は暖かい。
寺島工務店で採用している“WB工法”は、「人」「家」「地球」に優しい、安心の家づくり。
身体に優しい深呼吸したくなる家
食べ物、衣類、住環境。普及する多くの製品に様々な化学物質が使われている現代。
お家の建材に使われる化学物質やカビ・ダニ・細菌によって引き起こされる“シックハウス症候群”は、現代病として多くの人の健康被害が指摘されています。
この健康被害を増やさないために、お部屋の壁が呼吸して、“湿気と共に化学物質が屋外に排出される家づくり”をすることで、換気扇に頼らずとも快適に暮らせる家をつくります。
耐久性の高い家
現在の日本のお家の平均寿命は、なんと26年。(※国土交通省、平成8年建設白書第2章経済・社会状況の変化と住生活へのインパクト参照)
それは材木をビニールで覆う高気密化住宅にしたことで起きる、結露による木材の蒸れ腐れが大きな要因を占めています。
寺島工務店の“WB工法”による家づくりは、壁の中に空気の通り道を作ることで蒸れ腐れを屋外へ逃がし、湿気を逃がす事で建物の耐久性を末永く維持します。
夏の快適性
夏は床下の冷えた空気が壁の中を流れるので、蒸し暑さを感じない快適な室内に。
天井裏まで登った空気は、日差しによって暖められた屋根裏の暑さと共に屋外に排出されます。
エアコンの使用頻度を抑えられます。
冬の断熱性
冬は温度で伸縮する特殊な金属のバネを使った“形状記憶式換気口“をつかうことで、寒くなると自動で換気口が閉まって空気の流れが止まり、魔法瓶のようにお部屋を包む断熱性の高いお家になります。換気口の開け閉めは気温によって自動的に制御してくれるので、電気も使わずとってもエコ。
寺島工務店の家づくりは、末永く健康的に愛着を持って住み継いでいただくために、長野県産の木材を始めとした多くの自然素材を家づくりに取り入れています。
県産材をつかった地産地消の家づくり
寺島工務店では、根羽村森林組合と提携して、質のいい長野県産の木材を積極的に利用しています。
県産材に拘る理由は、川上から川下への家づくりの流れにこだわる事で、地元の産業に貢献したいから。
ウッドショック等の輸入危機に左右されずにお施主様に安定して質のいい材木を提供し、県産材を使うことで輸送コストを削減できます。
また、地元の産業が潤うことで長野全体の経済が循環する共存・共栄の家づくりをするためです。
柱、土台には
4寸ヒノキ材を標準仕様
合板や積層材は、木を接着剤でくっつけたものなので、微量ながら接着剤の化学成分を含んでます。この接着剤もシックハウス症候群を引き起こす有害物質の一因。
寺島工務店では柱や土台に4寸(120㎜)の無垢ヒノキ材をを標準仕様。
ヒノキは杉に比べて高価ですが、ヒノキに含まれる天然成分が、抗菌・防虫(シロアリ、ダニ)・防臭といった様々な効果を持っています。
無垢の床フローリング
無垢材はそのあじわい深い風合いも魅力のひとつですが、長い目で見たときにメンテナンスがしやすいという利点もあります。
無垢材の方がメンテナンスが大変なんじゃない?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、フローリングは10年、20年すると、窓際などの湿気の高いところで、徐々に表面が剥がれてきます。
そうなってしまうと、床を張り替えなくてはいけません。
ですが、無垢材は剥がれるということがないので、その風合いを楽しむのもいいですし、表面を磨き、塗装をすれば新しく生まれ変わることもできます。
また、夏でもベタつかず、冬は温かさを感じることができるため、はだしで心地よく歩けます。
そとん壁
そとん壁は、マグマが急激に冷やされて岩になる前に粉末になった、“シラス”を活用した100%天然の外壁材のこと。
非常に細かい微粒子の中に無数の穴が開いた複雑な構造を持っているので、除湿、消臭、分解、イオン化などの様々な機能を持っています。
天然の鉱物顔料を使っているので、紫外線に強く、色あせや劣化もほとんどありません。
防水性も高いため、古代エジプトのピラミッドにも古代コンクリートの原料として使用され、今もその姿をとどめているほど耐久性があります。
コットンクロス
ビニールクロスを使って部屋中を覆う現代の高気密住宅は、人で例えると雨合羽を一年中来ているようなもの。
家も人と同じように、呼吸をしないと壁の中に湿気が溜まり、カビたり腐ったりしてしまいます。
“WB工法”で仕様するクロスはビニールではなく「コットン」を主成分としたものです。
コットンの通気性を用いることで、室内の空気をキレイにして、余計な湿度を溜めこまないから、おうちがカビずに健康的で長持ちします。
寺島工務店では、数値に現れない仕上げの丁寧さはもちろんのこと、現代住宅に必要不可欠な断熱性・耐震性といった性能基準の数値にもこだわります。
ZEHや長期優良認定住宅、認定低炭素住宅などの省エネ住宅も対応致します。
高性能住宅
寺島工務店の家づくりは、長期優良認定住宅に認定される基準の家づくりをしております。
地震に強い耐震性と、寒さの厳しい信州において欠かすことの出来ない断熱性。
この2つを高い基準で兼ね備え、長期にわたってメンテナンスをすることで永く安心して住んでいただける家づくりを致します。
※長野県や国交省の各種補助金に対応しております。
ZEHビルダー
ZEHとは、“ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス”のことで、「家庭で消費するエネルギー≦太陽光発電などで創るエネルギー」となる、省エネで地球環境とお財布にも優しい家づくり。
ZEHに適合するためには、省エネ基準よりも厳しい、高い断熱性能が必要です。
寺島工務店ではZEHビルダーとしてZEH住宅の施工実績がございます。省エネ住宅や太陽光発電システム設置のご相談も承っております。
断熱性
家の断熱性は、経年劣化と共に徐々にその性能も劣化していくことはご存知でしょうか。
新築時に高い性能を誇っていても、10年、20年経ってからその性能を維持出来ないのでは意味がありません。
寺島工務店で使用する断熱材は、一般的な住宅メーカーでよく使われる吹付断熱やグラスウールの2倍の断熱性能を誇り、業界トップクラスの断熱材、ネオマフォームを標準仕様。独立した細かい気泡が高い密度で敷き詰められているため、長期間にわたって高い断熱性能を維持することができます。
在来工法×モノコック工法
寺島工務店では、在来工法の自由度とメンテナンス性の高さに加えて、耐震性を高めるために耐力面材と呼ばれる壁で囲んだモノコック工法を採用しています。
これは段ボールのように壁で囲むことで耐震性が高める工法で、現在多くの会社が採用してますが、問題なのは壁にどんな材料を使っているかどうか。
コスト面で考えると合板が安く、多くの会社が採用していますが、湿気に弱く、長く耐久性を保てません。
寺島工務店では、長期に渡る耐震性の維持のため、湿気に強く防火性も高い耐力壁を標準仕様としています。
全棟耐震等級3取得の
WB PREMIUM
通気構造で壁内の結露を防ぎ、木材の劣化を防ぐ通気断熱WB工法。
この木材を生かす技術に、耐震等級最高ランクである“耐震等級3”を取得したWB PREMIUM規格住宅を4スタイルご用意いたしました。
自分の家に愛着を持つためにも欠かせないのが、デザイン。間取りや暮らしやすさのデザインの他にも、“風”や“光”をデザインし、お家で過ごす時間を心地よく楽しめるように設計致します。
間取りのデザイン
使い勝手の良い家事の楽な動線に拘り、また各々の生活スタイルや日常の習慣が、お施主様の望むようなおうち時間の在り方を体感出来るような間取りとなっているかを考慮し、実際に住む人の想いに寄り添った細かな間取りのデザインを致します。
規格住宅では無い手仕事の工務店だからこそ、お部屋の用途や家具の大きさ、収納物の大きさといった細かなサイズ感の調整を、豊富な施工実績と経験値を生かして、お客様にとって住みよいベストな間取りでご提案致します。
風のデザイン
周辺物の遮蔽性を考慮した配置計画と間取りをデザインし、それぞれのお部屋の中に心地良い風が流れるように窓を配置する事で、快適な住空間となります。
また、お部屋同士の風と空気の通り道をデザインする事で、薪ストーブや冷暖房設備も効率よくお家を循環することができ、省エネで家計にも優しい。
光のデザイン
間接照明を使って自然な光を演出し、窓の採光によって太陽の光をデザインする。
清々しい朝の光や南面の光を取り入れつつ、夏の夕暮れ時の暑さの原因となる西日の光をなるべく抑える。
また、周辺環境を考慮してプライベート性と開放感を両立する窓の大きさや配置をデザインし、夏の暑い日差しを室内に入れず、冬の暖かい日差しを室内に取り込むため、太陽光の入射角計算した庇の出の長さをデザインする。
出来る限り自然の力を応用して、数値に現れない部分まで拘った快適な空間づくりをご提案いたします。
寺島工務店が誇る、社寺建築で培った技術に裏打ちされた大工の技。
その技を生かして、魂を込めて家づくりいたします。
魂の入った家づくり
木材を始めとした“自然素材”は、人間が一人一人違う性質をもつように、素材の一つ一つが違う癖を持っています。
その癖を見極めて適材適所で加工していく大工の伝統技術は、簡略化・マニュアル化される社会の中で徐々に廃れつつあります。
しかし一つとして同じものの無い、人・木・家を生かすためには、マニュアル化では成しえない大工の「生粋の技」が必要です。この技を日本文化の精神として後世に伝え遺していくことは、 私たちの重要な使命の一つであると考えています。
墨付け、刻み
ひとつとして同じものはない木の癖を見分けて活用する、日本が誇る伝統技術、“墨付け”“刻み”。
木材の特性を活かした技を活用することで、材木本来の粘り強さや力強さを活かした家づくりができます。
この技術を活用し、社寺建築やご要望のあるお客様の住宅にご提案しております。
また、そうすることで技術が伝承され、現在30代を中心とした大工が伝統の“技”と“心”を受け継いでいます。
一級建築大工技能士
技能検定職種はたくさんありますが、その中でも最難関と言われる技能検定が“建築大工技能士検定”。
最低でも4年以上の実務経験を有する経験者でないと受けられない試験であるにも関わらず、その平均合格率は25%ほど。
県内でも資格を有する大工は少ない中、寺島工務店では10名以上がこの“一級建築大工技能士”の資格を持っています。
日頃から社寺建築で培った技術を、棟梁から若手へ脈々と受け継がれてきた伝統の技。
この技と人財こそが、寺島工務店が誇る資産です。
造作建具
寺島工務店では、住宅内部の木製建具に関しては標準で造作の建具を使用しております。
お施主様のご希望を取り入れ、オリジナルのデザインを取り入れることができます。
またお客様のご要望次第で、以前お住まいの建物に使われていた材木や、土蔵の扉などを活用して、歴史の刻まれたあじわい深い造作建具をご提案することも可能です。