目次
Life Styles

二世帯住宅だから
顔の見える幸せ

暮らしやすさにこだわった
シンプルモダンの2世帯住宅
長野市/K邸
家族構成/妻の父、妻の母、夫、妻、長女、長男、夫の母
延床面積/179.34㎡(約54.26坪)
1F/84.14㎡(約25.76坪) 2F/94.20㎡(約28.50坪)

各家族のプライベート空間と
気軽に行き来できる自由さ

7人の大家族が暮らすK邸。1階には奥さまのご両親、2階にはご夫婦とふたりのお子さま、ご主人のお母さまが暮らしています。「転勤で長野を離れた時から、いずれは二世帯住宅をと話していたんです」とご夫妻。長野に戻るとすぐに、7人で暮らす住まいの検討が始まったそう。様々なビルダーさんをご検討される中、WB工法が決め手となり弊社にご依頼をいただきました。

外観は白をベースに一部をシルバー、玄関周りを板壁にして、モダンながら温かみのあるデザインに。向かって左が子世帯、右が親世帯の玄関。子世帯の玄関を入ると、ホールから親世帯のリビングにつながります。
上が1階の親世帯リビング。下が子世帯リビング。広くゆったりとしているLDK。水回りに近く、回遊できる動線や位置関係は親世帯・子世帯ともに同じつくり。広いので家族が集まってもゆとりがある。床材にはヒノキの無垢材を採用しています。

みんなの顔がみえる幸せ
家族交流を楽しむ

建築にあたりご家族が要望されたのは、分離型の二世帯住宅であること、動線がスムーズなこと、収納が充実していること。世帯ごとの要望やイメージをお伝えいただきました。完成した住まいは、1階・2階ともにLDKが広く、回遊動線で水回りとつながるプラン。
完全分離の二世帯住宅ながら、お互いに気軽に行き来できるようになっており、子どもたちは1階・2階を自在に行き来しながらのびのび過ごしているといいます。時にはごはんが”行き来”することも。「パパのラーメンは本当に美味しいんですよ」とお母さま。普段はそれぞれに暮らしながら、日々さまざまな家族間交流を楽しんでいる。
 「夏も冬も、本当に快適」とご家族。「子どもたちの姿を眺めながらキッチンに立つ時間は幸せそのもの」と話すご主人の嬉しそうな笑顔が印象的だった。

親世帯と同じ作りながら雰囲気の異なる2階子世帯リビング。子世帯キッチンはご主人の希望でキッチントップはオールステンレスに。コンロ脇の壁は奥さまのこだわりで名古屋モザイクのタイルを採用。背面収納には調理家電、冷蔵庫が隠せるように引き戸を設置し、すっきりと落ち着いた環境で食事を楽しむスタイルにしています。
収納やカウンターが設置され、このお部屋で干すことから、たたむことまでが完結でき、家事の負担を軽減。
親世帯のリビングの隣には、趣味室を兼ねた和室も。「少しでも畳のスペースがあるといいですね」とお母さま。